肩こりをなんとかしたい時は

パソコンに向かってばかりの日々でいつも肩がパンパンなんです。なんとかなりませんか?

先日の連休に家族で買い物に行ったら人混みのなかでこの子をずっと抱っこで、ちょうど僕も肩こりが治らなくて困ってました。

肩こりですか、、ツラいですよね。誰もが経験したことのある悩みかもしれません。「肩こり」といっても人それぞれで、同じ人でも状況によって原因も異なります。今回は肩こりの対処法について中医学的な見解でご紹介します。

「肩こり」こんなお悩みの方の原因と対処法についてお伝えします。

  • 肩こりがひどく頭が痛い
  • 肩こりでイライラしがち
  • 寝違えたままスッキリ治らず振り返れない
  • 肩凝りでずっと熱っぽい
目次

肩こりの原因いろいろ

あなたの「肩こり」の原因を考えたことはありますか?
実は、『パソコンの作業時間が長くて肩こり』といっても理由はいろいろ考えられるんです。

  • そもそも風邪ひきかけてて戦ってくれてるのかも!
  • クーラーの効いた部屋でのパソコン作業、実は足元が冷えて血流が悪くなってしまってるのかも。
  • パソコン作業のお供にコーヒーが欠かせず、気がついたら1日に5杯も6杯も飲んでしまう日が続いてない?
  • 休む暇なくずっと向き合ってしまってて、血行不良の場合。
  • パソコン作業で目を酷使し続けている上に、体を動かしたりできていないのでは??
  • 眠気覚ましのちょこっとおやつとコーヒーでご飯ちゃんと食べてなくて、肩に栄養が届いてないのでは?

「パソコン作業」というキーワードからもいろいろ考えられるんです。

なるほど〜!
だから湿布貼っても治らなかったりするんだぁ。。

じゃぁ、私の場合の肩こりはどうやって治したらいいのかしら?

症状別対処法

風邪のひきはじめの肩の凝りの対処法

子どもの頃に風邪ひいて学校を休んでいると
分厚い布団を被せられて寝かせられ、汗をかいては起こされて服を着替えさせられた
そんな記憶ありませんか?

まずは風邪のウィルスを引き込んでしまう前に、汗をかいて寝てを繰り返す。
風邪の引き始めなので無理せず養生しましょう。

漢方薬で何かないかなと思って調べたので引用(※)しますね。

『医療従事者のためのマンガならわかる漢方入門』今中健二著より
[桂枝湯]皮膚表面の血管まで血流を流して発汗を促すし、血を作る材料と気力を補うい、末端まで勢いよく血流を流してくれる。また胃の消化力を活性化させてこのお薬がいち早く届くように消化を促進。
このお薬は小鍋などに水を入れて沸かし、沸騰させたお湯で飲むと白湯の熱エネルギーをも味方につけることができます。クーラーの効いた場所で飲むよりも、体が温まりやすい環境で汗をかきやすいような工夫をすると効果が上がりそうです。

血がドロドロのための肩こりの対処法

『血がドロドロになるような食生活してない!』とお思いもあなたも
実は血がドロドロになっているシーンはあります。

まず見解の一致を。
「血がドロドロ」とは血液がサラサラと流れていない状態です。

誰もがどきっとするワードで恐縮ですが、
甘いお菓子や小麦粉や米類などの糖質のとり過ぎで
血がドロドロ血圧が高くなることは広く知られていますね。

他にも、冷えなどで体が冷え固まってしまったり
冷たいものや水分の摂り過ぎなどでも
血管周辺に水分が滞り、浮腫んでしまって血管が圧迫され
細くなった血管が通りにくくて血が流れにくくドロドロにもなります。

また皮下脂肪やむくみなどで血管が圧迫されても同じような事が起こります。


体温は高いほどいいなんて言う神話を耳にしたことがありますが、
実は体温が高く熱を帯びていると血液中の水分が蒸発してドロドロにもなります。


反対に、寒い環境でいると
体は環境を察知して、拍動をコントロールして
冷え固まっている中でも手足の末端やいろんな組織にも血が行き届き潤わせれるよう
あえて血を濃厚にして、ゆっくりと血管内を通り、少しでも滋養しようと判断します。
要するにドロドロの方がじわっと染み込めて、血が行き交うと言うこと。
あえて血をドロドロにする身体の神秘。

これらの場合は、血の流れを普通に戻してあげる方法をやってみましょう。

運動するとか、温泉などで温めるとか、
冷たいものや水分摂取を控える、
消化しやすく熱を生まないようなお野菜中心の食にかえる
冷えないような衣服の調節や風向きの調節をする。
他にもそれぞれが少し考えるとできることがあり

肩こりから脱出できそうですね。
                                                                                                        

血がサラサラすぎ、貧血時の肩こりの対処法


実は貧血などで血が肩周りに十分に届いていないと、
肩周辺の筋肉などを潤わせることができずに、血液不足で痛くなる場合もあります。

また体は食べたものでできていると言われますが、
実はいくら食べても血が作れてなかったりもします。

よく噛んで食べてますか?
胃の調子整っていますか?(食べすぎてませんか?)
浮腫を溜め込んでいませんか?

お伝えしながらどきっとするセリフですがまずは生活習慣の見直し。

そして、まずは肩周りをしっかり動かして血を溜める筋肉の強化運動がおすすめ。

そして緑黄色野菜な土しっかりよく噛んで食べてみてね。

まとめ

肩こりと言ってもいろんな原因が考えられると言うお話でした。

身体の中の血管内を流れる血の濃度の偏りによる影響
そもそも流れる血管周辺の状況(浮腫(むくみ)や冷えなどの凝り)によって狭められてないか?
血の材料が摂取できているか?
血を溜めたり流す機能がちゃんと働けているか?

肩こりの対処法は原因によって異なるけれど

体に溜め込みすぎていないか?→食べ過ぎ飲み過ぎ注意。
ちゃんと肩周りを動かして血の流れる道を確保できているか?→ちゃんと運動しよう!
消化がきちんとできて血が作れるようによく噛んでお野菜も食べてますか?→きちんと食べる。

実は他にも原因は考えられます。
肩こりくらいと放置しないで、まずは運動食事で改善しない場合は
専門の医療機関で診てもらうことをお勧めします。

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この記事を書いた人

YOME厨房オーナー。地元野菜中心の日替わり弁当屋を10年しています。中医学など自然療法に関心があり長く取り組んできました。薬やお医者さんに頼る前に自分でできる改善への取り組み、病気になる前に日頃からできること、自分らしく生きるための精神的な安定を整えるための食事法を提案お伝えしています。こちらのサイトではそのお弁当屋で作っているレシピを解説し紹介しています。

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