こんにちわ、なつかです。仕事が忙しくて一日駆け抜けて、やっと家に帰ってもバタバタバタバタッとせわしなく走り回る。
そんな動きを傍目に、家族がスマホ片手にだらだら〜ゴロゴロ〜〜としてるのを見ると
ちょっと!!洗濯物干すか夕飯作るかどっちかやってよ!
と、言いたくなります。そんな時に自分にも家族にも作ってあげたいのがこのレシピ。
私のおばあちゃんの味、おせちの一品でもあります。
祖母はストーブの上でじっくり弱火で1日かけて作ってくれていました。
祖母が作っている後ろ姿を見つめながらにどこか励まされて元気になっていました。
さらにくるみを炒る時のあの芳醇な香りとコクのある黒糖とお味噌の味と胡麻のつぶつぶ食感が忘れられません。
どうしても面倒くさがって動こうとしない家族がいるときは試しに作ってみてください。
これを食べると動き出しているはずです。
作る暇があったらゆっくり休みたいと言われそうですが、、
くるみの解説(性味帰経)
ナッツ類は体にいいとよく耳にします。例えば、ダイエットの時のおやつにはナッツ類、ファスティングにもナッツ類、聞いたことないですか??
さてそんな評判いいのナッツ類。ナッツ類にはカシューナッツやピーナッツ、日本人なら栗や胡麻や梅が浮かびますが、今回は特にくるみについての解説です。
そもそもくるみは木の実です。木の実とはタネ。タネとは子孫を残すための自然の摂理ですね。
その自然の摂理で生まれたものを、自然の中で生きる私たちが食べると同じように体の中でも働きます。
つまり、木の実は生きるためのタネが詰まっているわけです。
ヒトにとっての生きる種( 精 )を蓄えている場所が腎。腎には両親から受け継いだ先天の精と毎日食べてきた後天の精が蔵されていると言われます。
両親から受け継いだ精はろうそくの火のようにどんどん小さくなってゆき、この火が消えたら命も尽きてしまうのですが、これを後天の精で補っているわけです。
とはいえたくさん食べればいいというのではなくて、腎気が強すぎたら他の臓への負担もかかり、バランスが崩れたらそこに不調がきます。
小さなひとかけらにも、とてもたくさんのエネルギーが詰まっていますからくれぐれも食べ過ぎ注意というわけです。
腎には①納気をつかさどる。②蔵精、発育と生殖をつかさどる。③水をつかさどるという働きがありますが、このレシピでは腎気を養います。
くるみの黒胡麻味噌の材料
くるみ | 300g |
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白胡麻 | 大さじ3 |
黒ねりごま | 100g |
黒砂糖 | 大1〜お好みで |
みりん | 適量 |
お好みでちりめんじゃこ | お好みで |
レシピ・作り方
- くるみをすりこぎなどで叩きフライパンで弱火でじっくり炒る。
- 途中白ごまも入れたして、さらに炒る。
- 右手に味噌を用意して左手でみりんを回し入れてフライパンの中で味噌をとく(ここはズボラでOK)
- 黒ねりごまもさらに入れてよく混ぜ合わす。
- おかずの人はちりめんじゃこを入れて隠し味程度に黒砂糖を入れる。
- おやつやおせちに入れる人は黒砂糖を入れてお子さんも喜ぶ味に!
まとめ
ぜひお節料理に入れたり、冷蔵庫の作り置きや持ち寄りの惣菜などに作ってみてくださいね。
そして、作ったらぜひFacebook(徳島旬野菜×中医学体質改善)で紹介やシェアをお願いします。