こんにちわ、なつかです。「大きな冬瓜をいただきましたが、どうやって調理したら良いのかわからない。」という声をいただきました。
夏の食材ですが、冬まで持たせることができるから冬瓜!!
私たちが毎日作っているYOME厨房にも冬瓜はよく活躍しています。
(この惣菜の入ったYOME厨房の記事はこちら)
- 身体がだる重くて精力的に動くのが嫌な人
- 人より疲れやすい人
- 日頃からお茶やジュース飲む習慣がある人
- 下半身冷えて上半身ほてってる水分代謝の悪さを感じる人
冬瓜の解説(性味帰経)
冬瓜は、うり科のツル性1年草で熱帯気候のアジアが原産。昔、薬として中国から伝わってきたようです。
日本では平安時代から栽培されていたようで、日本最古の薬物辞典『本草和名』も、「カモウリ」として記されています。
冬瓜の写真を最初に紹介しましたが、とっても大きくてまるで人間の赤ちゃんのサイズ。重さは5kgくらいあるものもあります。でも大きいからって気軽に抱っこすると表面にびっしりついたトゲトゲが刺さって痛いので気をつけて〜!
こんな大きい冬瓜ですが、1本のツルに沢山の花を咲かせます。そして沢山の花の中でも、実を生らせる花はごくわずか「百の花にも実は1つ」といわれています。
冬瓜のような大きな実ができるのには、いろんな条件が必要でより有効な花から実が出来るのでしょう。
冬瓜の効能をまとめるとこんな感じ
- 鎮咳、去痰、排膿、消炎性、利尿、消渇、口渇の効果。
- 清熱解毒・利尿(熱中症やむくみ・尿量が少ない場合に使う)煩熱を解し、消渇(糖尿病など、小便の頻度の多い病)を止め、体内の水分を利水。酒毒もよく流す。
- 漢方薬では大黄牡丹皮湯などに配合されていて、炎症を鎮め、癖血を除くなどの作用や、月経痛や便秘などの症状緩和。
今回は冬瓜を使って体にぽってり溜めてしまった浮腫を捨てちゃいましょう!
(他にも利尿効果の期待されるレシピはコチラで紹介しています!)
さておき冬瓜は、体の上の方に上がった熱を下す働きがあり、利尿作用が強いので身体に溜まった湿気や夏バテにもよく使われます。
特に気を補ってくれる鶏肉と一緒に食べることで効果テキメンですよ!
冬瓜の棒棒鶏サラダの材料
鶏胸肉 | 1枚 |
---|---|
冬瓜 | 200g |
きゅうり(茗荷やトマトなどお好みで) | 1/2本 |
長ねぎ | 1/3本 |
☆ねりごま | 大さじ3 |
☆生姜(スライス2枚とすりおろし小さじ2) | 1片 |
☆酢 | 大さじ2 |
☆豆板醤 | 小さじ2 |
☆醤油 | 大さじ1 |
☆塩 | 小さじ1 |
☆砂糖 | 大さじ1 |
作り方・レシピ
- 鶏肉の脂身を除去して両面にタンサンをすり込み、袋に入れて水で浸しておく。
常温で20〜30分程度置いておく。 - 鍋に水、生姜、長ねぎの青い部分を入れて火にかけ、沸騰したら①の鶏肉を入れる。そのまま1分ほど中火にかけ、再びお湯の温度が上がりふつふつと気泡が出てきたら(ぶくぶく沸騰させなくて良い)、蓋をして火を止める。
- そのまま余熱でじっくり火を通し(1時間程度)、冷めたら身を取り出して繊維に沿って裂いておく。
鶏を余熱で調理している間にお野菜の準備をする。 - 冬瓜は皮をむいて種とワタを取り太めの線切りにする。分量外の塩をもみ込み、水分がでてきたら絞っておく。
- きゅうりや茗荷、トマトも同じように切ってお皿に盛り付けておく。
- ☆の調味料を合わせて、③の鶏を合わせる。
- 水気を絞った④の冬瓜を⑥に入れ混ぜて味を整えて⑤の上に盛り付けて出来上がり。
柔らかい鶏肉に絡んだゴマだれと冬瓜のコラボは最高!棒棒鶏は私の大好きなメニューの1つです!
(YOME厨房の棒棒鶏の記事はコチラ)
まとめ
ぜひ水分をとりすぎた時や飲みすぎた時。身体が重だるくて食欲のない時や持ち寄りの惣菜として作ってみてくださいね。
そして、作ったらぜひFacebook(徳島旬野菜×中医学体質改善)で紹介やシェアをお願いします。